CNC 加工: エントリーレベルの新しいソリューション、手工業でのロボット支援、工具不要の家具
CNC 加工の分野においては、HOMAG Group は多彩な新情報を発表します。エントリーシリーズのリニューアルに加えて、ハンドリングとロボット支援に重点が置かれています。木工所での新規導入から産業やサプライヤまで、現在の要望だけでなく、今後の要件にも対応します。
ハノーファーで開催される LIGNA 2023 のハイライト。
- リニューアルされて新たな輝きを放つ CENTATEQ P-110 をご紹介します。特にスペース要件が厳しいお客様向けの設置面積が最適化された「スリムバージョン」をご覧いただけます。
- 無人加工セルは、CENTATEQ E-310 と TEQBOT ロボットから構成され、送り込みと同時に他の生産的な作業を行うことができます。
- 垂直 CNC マシニングセンタ DRILLTEQ V-310「軌跡の一台」がサポートされます。将来的には、FEEDBOT D-310 ロボットでの送り込みが可能になります。ロボットシステムは信頼性の高い部材供給を可能にするため、DRILLTEQ V-310 は高性能の要となり、最適な生産を行う手工業生産セルとなります。
- DRILLTEQ D-510 の支援により、将来的には工具不要の家具を製造できます。Välinge Innovation Sweden AB 社との協力により、新しいプラグ式家具接続が発表されます。
- 家具部品を動的に保管でき、SORTBOT D-300 によるロボット支援のある産業向け水平ソートセルが紹介されます。1 平面でのパーツのスタック、回転入庫、湾曲線修正は、サービスポートフォリオのほんの一部にすぎません。
- 梱包は輸送中に製品を保護する役割を果たし、工場から客先への輸送に非常に重要です。LIGNA 2023 で紹介される梱包ラインは、産業向けの家具パーツ専用に特別に開発されたものです。このラインは、PAQTEQ S-250 でライブで紹介される「底と蓋のコンセプト」に従って機能します。
CENTATEQ P-110 シリーズ - リニューアルされた省スペースの「スリムバージョン」が新登場
2016 年に導入したシリーズを 7 年経った今一新し、現在のニーズに適応させる時が来ました。360 度のフリーアクセスは当時からの基準であり、もちろん今でも重要な特徴の 1 つです。将来的に、この HOMAG Group のエントリーモデルシリーズでも、上位シリーズですでに確立されている機能が使えるようになります。例えば、CENTATEQ P-110 の新機能として、簡単で直感的なスロット割り当てとスロット別の吸着パッド装備の自動生成が可能な PC87 マシンコントローラが挙げられます。これは、機械操作における快適性とパフォーマンスの新しい基準です。 CENTATEQ P-110 には、最大 24 個のツール交換スロットと、特許取得済みのスピンドルクランプを備えた最大 21 個の垂直ボーリングスピンドルと 10 個の水平ボーリングスピンドルを装備できます。ユーザーは 3 軸、4 軸、5 軸ヘッドから選択できます。実績のある 5 軸ヘッド DRIVE5CS は、ユニットインターフェースおよび振動と過負荷を監視するためのスピンドルセンサーをオプションで装備できるため、汎用的かつ安全に使用できます。将来的には、従来のすべての HOMAG スピンドルもこのシリーズで利用できるようになります。
小さい設置面積や初心者向けの「スリムバージョン」
小規模から中規模の家具製作所には、汎用性と高性能を両立したこの HOMAG CNC エントリーモデルシリーズがおすすめですが、特にこのようなお客様はスペースの問題を抱えていることがよくあります。そこでこの問題を解決するため、将来的には小さなスペース用の CENTATEQ P-110「スリムバージョン」を提供する予定です。
これを実現するために、ポータルは後方に向かって短くされ、ツールの交換スロットが側面に配置されます。奥行きを最大 1.2 m 削減すると、設置面積が小さくなり、工場内にスペースが増えて空間的な余裕が生まれます。
CENTATEQ E-310 & TEQBOT ロボット - 多機能、少ない操作
スペースが狭い場合は、CENTATEQ E-310 シリーズの CNC マシニングセンタと送り込み用ロボットを組み合わせた自動化セルが新しい選択肢になります。このロボットは CNC マシンのコントローラに完全に統合されており、マシニングセンタの powerTouch コントローラを介して操作されます。 送り込みやデスタッキングなどの従来のタスクに加えて、このロボットは部材の準備をサポートします。ゼロ点を算出するために傾斜面上でパーツを整列させた後、外部ルータースピンドルでパネルを先にルーター加工できます。そのため、例えば、角を切り取ったり、丸みを付けたり、パネルを適切な寸法に切断したりしてから、縁材を powerEdge Pro Duo で取り付けることができます。ロボット支援による準備は、マシニングセンタの生産と並行して実行できるため、時間を節約できます。
2 台の DRILLTEQ V-310、1 台の FEEDBOT D-310 – 新しい垂直 CNC マシニングセンタ DRILLTEQ V-310 のロボット支援。
ボディ加工で驚きの省スペースを実現した垂直 CNC マシニングセンタ DRILLTEQ V-310 が昨年初めて公開されました。モデル開発時の重点は、エルゴノミーと簡単な操作性でした。したがって、この新しい機械の特徴は、狭いスペースに幅広い機能を装備していることです。
今年の LIGNA では、ロボット FEEDBOT D-310 にサポートされた CNC マシニングセンタが登場します。木工業界でも自動化や少人数での加工がますます重要になっているためです。将来的には、DRILLTEQ V-310 も自動で送り込みができるようになります。ロボットシステムは信頼性の高い部材供給を可能にするため、DRILLTEQ V-310 は高性能の要となり、最適な生産を行う手工業生産セルとなります。設備にロボットシステムを追加するメリットは明らかです。これは工場で休むことなく稼働し、一貫した高品質を保証します。将来ロボットを導入すれば、中小企業では時間を節約し、従業員の作業負担を軽減することができます。その結果、フレキシブルな人材配置が可能になり、従業員は他の生産的な作業や生産プロセスに従事できます。品質、可用性、パフォーマンスの点で、設備に付加価値が生まれるのです。
DRILLTEQ V-310 のロボット支援に加えて、アクセシビリティとセットアップ機能の面で新境地を切り開くマシニングセンタの登場を楽しみにしていてください。スプリットヘッド構成とユニットインターフェース付き C 軸で最大 45 のドリルスピンドルが幅広い加工可能性を提供します。改善された吸引コンセプトと真空を使わない部材固定により、エネルギーと費用を同時に節約します。
新しいハイライトはウェブアプリ twinio です。ここでは、ツールを簡単かつスピーディーにデジタルで管理することができます。アプリのさまざまな機能が、ツールの状態も保管場所も常に把握できるようにします。個別に作成したプロセスデータ範囲内の限界値を用いて作業し、ワンクリックで刃を研磨するツールを登録することができます。履歴データはアプリでグラフィック表示できるため、過去の研磨サイクルの後にツールがどのように加工を行ったかを常に把握できます。すでに統合されている tapio ツールパートナーを活用して、たった 1 回のスキャンで鋸刃やルーターを設定できます。
DRILLTEQ D-510 - 新機能: 工具不要の「クリック家具」
DRILLTEQ D-510 は、CNC 面加工を完全に補完するものであり、部材前面と周縁部のあらゆる一般的な加工をカバーします。
LIGNA で紹介される新しい機能は、傾斜したトリミングユニットを使って工具不使用でのコーナー接続を可能にするものです。スウェーデンの Välinge Innovation Sweden AB 社と協力して開発したもので、穴とダボがエッジと表面に対してほぼ 45° に設定され、特許取得済みの「ピンロック」を使用してロックされます。ボディは工具なしで簡単に接合できます。コーナー接続は形状結合で固定されるため、ボディには安定性があります。解体も同じ方法で行われ、いくつかの簡単な手順で家具を分解して、スペースを節約できます。
DRILLTEQ D-510 での他のすべての加工と同様に、部材は調整可能なクランピングシリンダーを使用して確実ながらも材料を傷つけないように固定されます。下降可能なサイドストッパーにより、加工領域を超える部材も加工できます。わずか 4 m² のコンパクトな機械ですが、貫通穴を含む垂直および水平の穴あけから、Lamello P システムなどの結合材のための垂直および水平のルーター加工、隠しヒンジ、背板溝まで対応し、他に必要なものは何もありません。DRILLTEQ D-510 は、標準で搭載されている powerTouch ユーザーインターフェースで直感的に操作できます。オプションで利用可能な光学式 LED アシスタントシステム intelliGuide Basic は、操作をしやすくし、部材のセット時のエラーを回避するのに役立ちます。ここでオペレータは、加工する部材の位置決め時に LED バーによって正確にガイドされます。
SORTBOT R-300 – 水平方向のソート
LINGA 2023 で、HOMAG はロボットによるパッケージ形成が可能で、2 つの水平なシェルフに対して動的にソートを行うシステムを展示します。すでに確立されている水平シェルフ操作装置と垂直ロボットの技術の他に、HOMAG の製品範囲に水平ロボットによるソートが追加されました。
ソートは、木工所でも大工場でもさまざまな加工ステップの間に行われるプロセスステップの 1 つです。次の加工プロセスの装備変更時間を最適化したり、組立てや梱包のために適切なパーツを適切なタイミングで用意したりするためなど、あらゆる目的でソートが行われます。SORTBOT R-300 を搭載した水平ロボットソートセルは、複数のパーツを並べて動的にシェルフに保管する機能や、1 平面でのパーツのスタック、回転入庫、湾曲線修正といった機能を備えており、高いレベルの柔軟性を提供します。1 つのレイアウトに複数のロボットソートモジュールがあるため、簡単に拡張でき、さまざまなパフォーマンスクラスをカバーできます。
底から蓋までの梱包ライン
梱包エリアには、効率を上げる多くの可能性があり、単調な作業から従業員を解放します。
梱包は輸送中に製品を保護する役割を果たし、工場から客先への輸送に非常に重要です。LIGNA 2023 で紹介される梱包ラインは、産業向けの家具パーツ専用に特別に開発されたものです。見本市では、蓋なしの「ダンボールの下部」(底とも呼ぶ) の折りたたみ状態が PAQTEQ F-250 でデジタル表示され、部材の挿入が記号で示されます。
ダンボールを箱にして閉じる作業をデモンストレーションする様子を、PAQTEQ S-250 でライブでご覧いただけます。最高で 1 分あたり 12 箱のパフォーマンスを発揮する「底と蓋のコンセプト」は、産業分野のお客様にとって重要であり、さらに板紙の使用を最小限に抑えた「製品の前面保護」も重要です。高い生産量を達成するために、板紙は 2 つのスタックを介して供給され、充填された下部に直接配置され、最初に前面が閉じられます。
これにより、設置面が小さく済み、スタックを交換する際のダウンタイムがありません。
その後、側面が閉じられ、搬出されます。
CENTATEQ P-210 - 必要スペースと性能間の最高のバランス。
CENTATEQ P-210 の可能性を LIGNA でご紹介します。CENTATEQ P-210 には、最大 32 個のツール交換スロットと 21 個の垂直ボーリングスピンドルと 1 個の水平ボーリングスピンドルが装備されている他に、easyEdge エッジ接着ユニットが装備されています。これにより、本機は世界最小の縁貼機として、ベニヤ縁材、ABS 縁材、PP 縁材、薄縁材で少量の部材のエッジ加工が可能です。また、A-Flex テーブルを加えることで、自動化によってコンソールの配置にさらなる快適性と柔軟性が提供されます。
CENTATEQ E-510 – Power Edge Pro Duo 傾斜エッジ
階段、家具、窓、ドア、内装などの厳しい生産要件に対しても、CENTATEQ E-510 ならすべてのタスクに十分に対応できます。これは、お客様の個々の要件を満たすために最大のパフォーマンスと効率を保証する一体型システムです。Power Edge Pro Duo ユニットにはそれがよく現れています。ダイニングルーム、バスルーム、リビングエリアなどで、素材本来の形を活かした家具を求めるお客様が増えています。そのラインは、ありきたりの形状では得られないオリジナルの魅力をテーブルやコンソールトップに与えることができます。Power Edge Pro Duo を使用すれば、これらの耳付き縁材を簡単に作成して、何度でも再現できます。
まず、powerEdge Pro Duo には、以前のユニットと同じ基本コンポーネント (縁材搬送、エンドカット、接着剤塗布、後加熱) が含まれています。さらに、プログラム制御で +7° から -45° まで回転させることができます。詳しく見れば、最新のセンサーと制御アルゴリズムが搭載されていることがわかります。結果として、経験豊富な CNC オペレータは従来の縁材から耳付き縁材を得ることができます。
CENTATEQ N-510 – 最大限の柔軟性での効率的なネスティング
木工所での新規導入から工業用途まで、HOMAG のテスティングシリーズはお客様の将来的要件も含めたあらゆるご要望に対応します。改善されたハンドリングとアウトプットの増加は、ネスティングシリーズの開発において明確な目的でした。ここでのキーワードは例えば、ターゲットグループに合わせて最適に設定したさまざまなテーブルサイズとオートメーションコンセプトです。この機械は、3 軸から 5 軸、テーブルサイズ 1.25 x 2.5 m から 2.1 x 7.4 m、ハーフフォーマットとフルフォーマットの中で手動または自動で機能します。基本的な構成部品は、高度モジュール式で切り替え可能なバキュームとエアクッションテーブルコンセプト、CFD 気流シミュレーションにより最適化された新装備の吸引コンポーネントです。部材ハンドリングにもイノベーションがあり、モジュラーコンセプトの場合はプラグ & プレイで簡単に拡張できます。このネスティングシリーズは、ラベルプリンター、自動リフトテーブルまたはベルトなどの補助コンポーネントをプラグ & プレイで簡単に取り付け、接続できるように設計および準備されています。
CENTATEQ N-510 モデルが LIGNA の会場で実演されます。これは、Flex5 ユニットを使用して 4 軸の豊富なネスティング処理ができるだけでなく、省スペースで自動倉庫に統合できます。これにより、すでに知られている連続穴、背板用溝、ライトストリップ、さらにはダボや Mini Fix、あるいは Cabineo といった家具用コネクターも問題なく加工することができます。しかし、階段の側桁やドアパネルなどの他の用途のためにバキューム固定装置を使用し、個々のコンポーネントを手動で配置しても、CENTATEQ N-510 では問題ありません。ここでは、用途に応じてさまざまな高さに制御できる高精度ストッパーシステムが機械を最適にサポートします。
見本市では、CENTATEQ N-510 が自動倉庫付きランニングソーに統合され、部材が角度変更引き渡し装置によってネスティングマシンに搬送されます。用途や要件に応じて、SAWTEQ または CENTATEQ のいずれかでジョブを効率的に分離して処理できます。ネスティング後、部材は最終ステップで手動でラベル付けされます。
DRILLTEQ V-200 – 小さなスペースで基本的な CNC 加工
DRILLTEQ V-200 は、過去 10 年間で最も人気のあった HOMAG 機の 1 つであり、垂直 CNC 加工のエントリーモデルです。これは 5 m² 以内のスペースでボディを完全に加工するフレキシブルなオールラウンダーで、引き続き世界中で人気となっています。ドリル加工、ルーター加工、溝加工に対応する多機能性を備えています。これは、木工所や中小企業でのジャストインタイム生産や大企業での特殊建築に特に適しています。
PAQTEQ C-250 梱包機 – すべてのボール紙をカスタマイズで
ボール紙裁断機 PAQTEQ C-250 は、製品を最適な状態で保護するために、ジャストインタイムで個々の製品に合った梱包をすることができます。LIGNA に展示される幅わずか 1,500 mm の PAQTEQ C-250 は、どの工場にも収まります。PAQTEQ C-250 を使用すると、最小限のスペースで梱包プロセスを最適化できます。8 本の縦方向ツール、1 本の横方向ツールが装備されています。このボール紙裁断機は、エンドレス段ボールシートをどんなデザインでもフルオートメーションで正確な折りたたみ段ボール箱に加工します。機械は、量産モードでもロットサイズ 1 生産と同様に、裁断、穴あけ、折り目加工を効率的かつ確実に処理します。PAQTEQ C-250 は、いわゆるシングルポイント原理に従って動作し、必要に応じて短時間のうちに全自動で装備変更します。さらに、折り目および裁断は、段ボールシートフィーダーの走行方向にも、その走行方向に対して横方向にも実施することができます。データ供給は、手動から自動 3D スキャンまで、さまざまな入力方法で行われます。
操作コンセプト powerTouch と PAQTEQ のコントローラ intelliCut により、機械の操作は子供でもできるほど簡単になるため、梱包機の操作が楽しくなります。さらに、ユーザー専用の最新サービスツールである PAQTEQ Shop に自動的に接続されます。数回クリックするだけで、梱包デザインや個々のサービスソリューションを使用できます。すべての梱包デザインが簡単にダウンロードでき、PAQTEQ C-250 のコントローラに直接取り込めます。さらに、裁断プログラムには重要な性能データも含まれており、ショップでも機械でも 2D および 3D で視覚化されます。また、これにより、機械操作が大幅に簡略化されます。
CABTEQ S-250 – きれいにキャビネットをプレス
CABTEQ S-250 は、キャビネットプレスを最適に支援します。実用性を重視した機械設計により、このプレス機は特にスペースを節約します。従って、CABTEQ S-250 はどのような工場にも設置可能です。プレスルーバーは 1 つのユニットとして機能します。プレスルーバーはボディの上に同時に接触するため、プレス圧が極めて均等に配分されます。ボディ内公差も補正されます。その結果、密にプレスされ、直角性を配慮したキャビネットを得られます。操作は簡単、直感的で、予備知識は必要ありません。ボディをプレスの中に置き、操作エレメントを押すだけで作動します。圧縮エアは使用しません。そのモットーは「配置、接続、開始」です。
2 種類の速度、すなわち開始速度 (高速) とプレス速度により、作業は特に効率的に進められます。操作エレメント「高速」を押すと、ルーバーが初期位置からプレス位置のキャビネット直前まで移動します。その後、プレス速度に切り替わります。プレス圧は、12~18 kN で無段階に調節できます。キャビネットタイプに応じて、レギュレータを使用してプレス力を可変調整できます。仮取付スロットとキャビネット直立装置によって、オペレータに優しい環境が提供されます。人間工学に基づいたプロセスにより、作業がはるかに楽になります。
CABTEQ T-250 – 釘打ちユニット付き連続キャビネットプレス機
CABTEQ T-250 は、連続的にキャビネットプレスを行う機械の自動バージョンです。 プロセスの締めくくりに、またキャビネットの接着の補助として、背板を固定するための釘打ちユニットも装備されています。これにより、背板に垂直にクランプを挿入するか、背板とキャビネットの側面/底面の間に角度を付けてクランプを挿入します。ここでは、最先端の 4 軸サーボモーター技術が使用されています。
最大 10,000 個のクランプを備えたリロードマガジンは、キャビネットの移動中にリロードすることで、時間効率の高いワークフローを実現します。垂直押さえビームの真空吸着ユニットにより、長辺も水平に保たれ、完璧なプレス結果が得られます。
woodWOP プログラミングソフトウェア – 8.1 へのアップデート
最新バージョンのプログラミングソフトウェア woodWOP 8.1 には、さまざまな新機能が盛り込まれているだけでなく、既存の機能も拡張されていて、多くの領域で操作や使用が容易になりました。その拡張においては、例えば既存のポケットサイクルが大きく改良され、接近モード、リファレンス点、形状を定義できるようになりました。そのため、プログラミングの柔軟性が大幅に向上しています。ネスティングプラグインを使用すると、woodWOP で直接、原板上に個別の woodWOP プログラムを手動で配置して、ネストすることができ、そこから、部材を切り出すためのルーター加工経路を自動的に生成することができます。シミュレーションと加工時間の計算の領域では、woodMotion 8 での視覚化が改善されています。加工時間を知りたいお客様には woodTime をご用意しました。さらに、新しい CNC テストスイートにより、作業準備中に大量の woodWOP プログラムをすばやくチェックできます。加工時間の算出の他に、プログラムの動作性もチェックできるため、ジョブあたりの CNC 加工時間を事前に知ることができます。これにより、想定外の待ち時間を回避できます。